
こんにちは、ゆーです。
2年ほど前に登場してから今も翻弄し続ける、なかなか収まらない新型コロナウイルス。
そんな状況の中で私たちも悩みに悩みました。
果たして結婚式を今挙げるべきなのか…?
最終的には工夫を凝らして結婚式を挙げることに決めたのですが、同じように悩んでいる方は多いはず。
今回の記事ではそういった部分にフォーカスを当てて、
- コロナ禍でも結婚式を挙げることに決めた理由
- コロナ禍の結婚式ならではの工夫
についてお届けしていきます◎
コロナ禍でも結婚式を挙げることに決めた理由
ここ数年の間、波が引いたり満ちたりしながらも延々ととどまることを知らないコロナ禍。
その情勢の中で結婚を決めた私たちですが、「果たして結婚式を挙げるべきか?」というのは当初から非常に大きな悩みのタネでした。
それでもやはり結婚式を挙げる、という選択をした理由は大きく3つあります。
1:両親・親族の前でけじめをつけるため
1つ目は、両親・親族の前で結婚式というセレモニーを行うことにより、けじめをつけるため。
ここでいう区切りとは、単なる恋人関係から夫婦の関係になる私たちにとってのけじめ。
それに加え、両親・親族に向けて成長したんだぞという姿を見せるという意味でのけじめです。
けじめを付けるための方法として、結婚式を挙げることが最適だった。
両親・親族に私たちの姿を見せる場として、結婚式を挙げることほど適したものはなかった。
これが1つ目の理由です。
コロナ禍を理由に数年後に先延ばしする選択肢もあったのですが、やはりけじめとしての意味ならば今このときにやることに意味がある!と考えたのが大きいですね。
2:長年の友人と過ごす時間を作るため
2つ目は、長年の友人と過ごす時間が欲しかったから。
今までの人生で関わってきた友人たちは、それぞれのコミュニティをあとにした後はなんだかんだ言ってさほど会う機会も減ってしまいました。
それこそコロナ禍が理由だったりもするのですが、それ意外にも年を重ねるごとにそれぞれが忙しくなり顔を合わせる機会がほとんど無い友人も少なくありません。
ある意味結婚式は、そんな友人たちが一同に会する最高の口実となる。
これが、2つ目の理由です。
3:憧れを形にするため
3つ目は、長年の憧れを形にしたかったから。
これは完全に私個人の思いですね。笑
古今東西の物語の中で、ハッピーエンドの姿として結婚式のシーンはよく描かれます。
故に、その姿に憧れを持つのはもう仕方のないこととしか言いようが無いでしょう。


コロナ禍の結婚式ならではの工夫
結婚式を挙げる!と決めたはいいものの、新型コロナウイルスが猛威を振るう状況は変わりません。
その中で大きく次の心配事がありました。
心配ごと
- 直前に自分や家族親族が感染してしまって、中止せざるを得ない状況になったらどうしよう?
- 親族の中には年配の方も居るけれど、大勢で集まってしまって良いんだろうか?
- 文化的には会社の人を呼ばなくちゃだけど、社会情勢的に呼びにくすぎる…
- でも、一生に一回だから家族親族だけじゃなくて、友人にも来てほしい…
そんな心配ごとに対して私たちが取った作戦は2つ。
それぞれ詳しく説明してきます。
コロナによるキャンセル・延期保証のある式場を選ぶ
1つ目は、コロナによるキャンセル無料、もしくは無限に延長ができる式場を選ぶこと。
通常結婚式は契約時に日程を決め、その後日程が近づくにつれキャンセル料も膨大となっていきます。
旅行の予約と一緒ですね。
万一前日にキャンセル!などということになったら、結婚式にかかる費用が丸々キャンセル料としてかかってきてしまうことも…。
中には急遽結婚式ができない!となった場合でも無料で延期してくれる式場もありますが、通常は「本来の結婚式の予定日から3ヶ月以内」というように期限が切られています。
万が一結婚式当日に例えば緊急事態宣言が出ていた場合、3ヶ月後に延期したとて状況が改善されるのか?は誰にも預かり知らぬ事となってしまうわけです。
そこで私たちは式場を選ぶときに「コロナによるキャンセル料無料」を謳っている式場であることを重視しました。
例えば、私たちが結婚式をすることを決めた横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズではこの画像の通り、「NOキャンセルチャージ宣言」としてコロナによるキャンセルチャージ・無限延期を保証しています。
式場側でなんとかなるところは全部かぶりますよ!!ということになるんだよ!
- 結婚式の日付入りの招待状・席次表・メニュー表
→日付が入っているものは使い回せないんです…
- (数日前キャンセルの場合)生花
→生花は枯れてしまうため、数日前の手配済みの段階だと”購入”扱いになります
逆に行ってしまえば、上記以外の部分…
- 料理
- 飲み物
- 会場使用料
- 衣装レンタル料
…等々の、結婚式に要する費用の大部分を占める部分はキャンセル料がすべて無料。
実際に、結婚式前日になって新郎新婦がコロナに感染しキャンセルした事例もあったとのことでした。
これは本当に心強いです◎
2部制の結婚式にする
2つ目の工夫は、思い切って2部制の結婚式にすることです。
二部制ウエディングとは、同じ日にゲストを1部と2部に分けて、2回披露パーティを行う結婚式スタイルのこと。一般的なスタイルの結婚式では、親族、友人、会社関係など、すべてのゲストを対象に一度にパーティを行うため、それぞれのゲストに対して希望するおもてなしができにくかったり、雰囲気づくりに苦心することがあります。それに対して二部制ウエディングでは、1部は家族や親族と少人数で食事会、2部は友人中心にカジュアルなパーティと、それぞれのゲストに合ったおもてなしや雰囲気づくりができます。「ゲスト全員に喜んでもらえる!」と、今、注目のウエディングスタイルです。
【B】挙式→1部パーティ→2部パーティ
【C】1部パーティ→挙式→2部パーティ
今回私たちがチョイスした二部制結婚式のスタイルは上記で言うところの【B】。
家族・親族のみで挙式かつパーティの後解散、その後友人だけを集めたパーティを2部としてやる!というものです。
これにはいくつかの理由、そして私たちにとってはメリットが有りました。
メリット1:年配の方と友人を分けることでコロナリスクを低減できる
昨今の社会情勢を鑑みて、もっともメリットとして大きかったのがこちら。
年配の方も多くいる親族と、基本的には若い世代の友人グループとを完全に分けた形のパーティが執り行えること。
これにより、年配の親族に対するコロナリスクの低下が期待できることです。
一生に一回の場であるとはいえ、むしろそうであるからこそ、万が一の事態になってしまうのだけは絶対に避けたい。
そのためには、集まる人間の絶対数を減らすのが一番安全な道であると言えるでしょう。
メリット2:(合法的に)会社の人を呼ぶ必要がなくなる
2つ目のメリットがこちら。
あんまり大声で言えないお話ではありますが(笑)、コロナも含めて何かと気を使う部分の多い会社関係者を合法的に呼ばないことができてしまう。
正直個人的にはこれが二部制結婚式とする決定打となったまである大きなメリットです。←
特に私の会社では、コロナ以前は社員の結婚式には上の上の上層部の方までやってきて部下の結婚を祝うのが慣習でした。
それが、コロナ禍になり胸を張って大人数が集まる場所に顔を出しにくくなった一方、やはり部下の結婚式には参加したいという思いも合わさりだいぶ複雑な様相を醸し出しています。笑
こうなってしまっては、正直呼ぶも大変、呼ばないも大変というどうしようもない事態に。
故に二部制結婚式はそんな状況に風穴を開ける最適な手段だったんです。
メリット3:家族/友人だけのパーティができ、普通の披露宴より思い出深い演出も選べる
3つ目のメリットは、披露宴そのものの雰囲気に関わること。
通常の披露宴では一つの会場に、来賓(お世話になった方、会社の人)・新郎/新婦友人・親族・家族と多種多様な背景を持つ方がみな集まっている状況になります。
当然、性別も違えば年齢も下手したら干支を何周もするレベルで幅広い。
こうなってくると、全員のゲストが全員満足する形で披露宴を執り行うのはほぼ不可能といえます。
散々式場バイトでこういった”普通”の披露宴を目にしてきましたが、来賓挨拶を喜々として聞く新郎友人を、私は今までに一度も見たことがありません。。。
”普通”をたくさん知っていたからこそ、自分たちのときはどうしてもこの”普通”の形は嫌だ、という思いが常々育っていきました。
二部制結婚式とは、一部と二部でゲストを変えて楽しむパーティのこと。
一部ではこれまで人生に渡って育ててくれた家族、お世話になった親族に向けて。
二部ではこれまで出会いお互いに関わり合った大切な友人に向けて。
それぞれのゲストに向けた最適な演出をパーティを通して執り行うことができる。
これは上記のコロナ云々を無視しても、結婚式を行う上でとても大きなメリットと言えるのでは無いでしょうか?
そんな思いを叶えてくれるのは二部制結婚式のほか無い!と思いました◎
2部制結婚式のデメリット
とまあ個人的には二部制結婚式しか無い!!と思い、それにこだわって式場探しをし、現在は打ち合わせを進めつつ満足している状況ですが、当然メリットがあればデメリットがあります。
まずひとつ目は、準備が非常に大変なこと。
”二部制結婚式”といえば聞こえは良いのですが、要は披露宴を二度やるのと同じこと。
それ故に、必要な準備工数もシンプルに倍になります。
ただでさえ忙しい結婚前後のこの時期に、結婚式にかける労力がシンプルに倍になるので、正直てんやわんやとしか言いようがない状況です。笑
プランナーさんに「お花のイメージありますか?それぞれの会場の!」と言われて頭がスパークしてしまいそうです^^;
そして2つ目は、結果的に自己負担額が大きくなる可能性があること。
特に二部制結婚式【A】パターンの場合、同日に行うというだけでその実結婚式~披露宴の流れを二回やる!ということに。
本来なら一回で住むはずの会場使用料や装花等の費用が倍かかってしまうで、自己負担額が大きくなる可能性を秘めているというわけです。
ただ、この点はパターンを変えたり式場側のサービスを利用したりすることで調整は可能。
ぜひブライダルフェアのときに相談してみてください。
準備は大変だけど、この形にして良かったな~と思っています◎
まとめ
今回の記事では、コロナ禍での結婚式はどうする?というテーマで
- コロナ禍でも結婚式を挙げることに決めた理由
- コロナ禍の結婚式ならではの工夫
についてお届けしました💐
コロナ禍での結婚式を悩んでいる方は、ぜひ一個人の意見として参考にしてみてください。
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